シン・シソウ | 虚無感と無意味さを超えて

高校~大学~社会人と進むにつれ、色んな経験やインプットから新たな知識・考え方を吸収し、自分自身の考え方も変わってきた。一方で考えれば考えるほどにアウト領域でのドツボにハマり、答えの出ない問い、深く考えてもあまり意味が無い問いであっても考えてしまうような状態もあった。

その結果、虚無感や無意味感、答えが出ないこと対するモヤモヤを感じ続けてきた。しかし、最近になって良い形で、分かっていながらも長年自分で自分の首を絞め続けてきたアウト癖を乗り越え、自分の中での思想を次のステップに進められたような感覚を得た。

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『恋はデジャ・ブ』が示す思想

※以下、映画『恋はデジャ・ブ』のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。

先日観たビル・マーレイ主演の映画『恋はデジャ・ブ』が非常に良かった。物語のジャンルとしては、今どきの映画・アニメでは珍しくない、いわゆる「ループもの」である。

有名な所では『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『ミッション:8ミニッツ』『STEINS;GATE』『リゼロ』『まどかマギカ』などだろうか。

最近のループものは構造として、悲劇的な未来を避けるために主人公が頑張る、という大筋のストーリーが主で、好きな人や大切な仲間を助けることが主人公の動機になっている場合が多い。(シュタゲでは牧瀬紅莉栖、まゆしぃ、リゼロだとエミリアたん … etc)

ループの条件が「死ぬこと」の場合も多く「死んでもあいつを守る!」というピュアな動機に突き動かされる主人公に共感しやすく、素直に応援したくなる物語の構造なのだと思う。

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「論理さん」との上手なお付き合い入門

近頃本を読んでいると、現実世界と自己・意識の関係について書いているモノが多いと感じる。私が無意識的にそういった本をチョイスしている、またはそういう風に読み取ってしまう・読み取りたいバイアスが掛かっている部分はある。

自己と世界を考える上で論理が欠かせない。人間はこの世界を論理によって紐解き、理論として体系化する。そして生み出した理論に基づいて、この世界に上手く干渉しようとしてきた。事実それによってこの世界は大きく変わっている。

だから、人間の理解の通りに世界が動いている、なんて思いがちなのだが、でも本当にそうであるかというのはすごく怪しいなあというのが最近思うところである。今回はそんなことを書いています。

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社会人に適した効率的な学習方法 概論

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「学ぶこと」は「生きること」

と言っても過言では無いのではだろうか。人間はこの世に生を受けてから、常に(意識的にも、無意識的にも)何かを学び続けている。

「学ぶこと」に対する欲求は、三大欲求にも並ぶ、人間の根源的な欲求であるようにも思う。

現在我々が書を読んで得られる知識には、人類が長い歴史の中で探求、獲得、体系化してきた過去があり、それが人類として積み上がってきている。

それを中学・高校時代なんかは、数学の公式が初めから分かりきっている当然のことのように思い、実はその裏には、その公式を証明するために人生をかけてきた数多の数学者がいることを、全くもって理解していなかった。ごめんなさい、本当に。

人類にとっては、何かを学び、その学びを結晶化してアウトプットすることは、自分の死後も人類という種の生存確率を高めるための一つの営み、とも考えられる。そういった訳で、知的好奇心は人類にとって切り離せないものになっているのではないか。学ぶことに対する関心が高い人は多いはずだ。

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